ロスミンローヤルが分類される女性保健薬とは?

ロスミンローヤルは医薬品の中で第3類に分類され、女性保健薬として販売されています。保健薬とは、健康保持を目的とした栄養剤やビタミン剤など、一般の人がドラッグストアなどで自由に買う事ができる医薬品の総称です。

 

それでは、女性保健薬とは具体的にどのような物を指すのでしょうか。この記事では、ロスミンローヤルに代表される女性保健薬にスポットを当てて、その特徴や、市場で人気の高い商品について紹介します。

 

女性保健薬はどんな薬なの?

女性保健薬とは、月経や妊娠・出産、更年期などのホルモンの乱れによって現れる、女性特有のさまざまな症状の緩和、および健康増進を目的に作られています。イライラや不安感などの精神症状から、冷えやのぼせなどの身体症状まで幅広く効果を発揮します。

 

女性保健薬の特徴

女性保健薬の最大の特徴は、諸症状に対して漢方や東洋医学の考え方を用いて対処するという事です。

 

東洋医学における健康とは、身体のバランスを保つ「気」、「血」、「水」の3要素が体内を滞りなくめぐっている状態を言います。そして、このバランスが崩れた時に、身体に不調がおきると考えられています。

 

女性保健薬は、崩れた3要素のバランスを正常に整え、不調を緩和に導く作用を持つさまざまな生薬成分が配合されています。

 

女性保健薬の働き

それでは、身体のバランスを保つ「気」、「水」、「血」と、それぞれに対する女性保健薬の働きを見ていきましょう。

 

「気」とは、古代中国の哲学的思想から生まれた言葉だと言われ、私たちの生命活動の原動力となるものです。気の流れが安定し体内に十分行きわたらせる事で、めまいやイライラ、不安感などが改善すると考えられています。気の不足や滞りには、ニンジンや柴胡(さいこ)などがよく使われます。

 

字そのままに血液を指します。全身をめぐる血液は、身体のすみずみまで栄養を運び、老廃物を排出するのに欠かせません。血のめぐりの滞りは冷えやのぼせ、肌荒れや肩こりの原因となり、血の不足は冷えやだるさ、貧血などを引き起こします。

 

多くの女性保健薬にはこれらの症状を緩和する生薬が含まれており、血液や血流に対して高い健康効果を得る事ができます。

 

リンパ液などの体液や、汗などの分泌液を指します。水が不足すると肌はかさつき、のぼせやほてりなどが現れ、反対に水の代謝が悪いと、むくみやだるさなどに悩まされることが多くなります。女性保健薬には水分代謝を正常に整える生薬が配合され、保湿はもちろん老廃物の速やかな排出に役立ちます。

 

女性保健薬の人気商品

ホルモンの乱れに伴う女性特有の症状は「血の道症」と言われ、古く江戸時代から生薬処方が用いられてきました。この項では、ロスミンローヤルを含めた、現在市場で人気の高い女性保健薬を紹介します。

 

ロスミンローヤル(第3類医薬品)

2016年9月の調べで、小ジワに効く国内で唯一の医薬品として人気の商品です。製造は老舗製薬会社の米田薬品、販売はアインファーマシーズが行っています。

 

ロスミンローヤルには13種類の有効成分に加えて、血流促進や代謝アップのための生薬9種類が配合されています。シミやそばかすをはじめ、女性特有の冷え症や肩こり・腰痛なども改善してくれる医薬品です。

 

商品の購入は、公式サイトでのみ取扱いをしています。1箱30日分270錠入りの通常価格は7,600円ですが、初回購入に限り1箱1,900円で買えるほか、2回目以降もお得に購入できる定期コースが設けられています。

 

用法および用量は、1回量3錠を1日3回、食後に水かぬるま湯でかまずに服用します。対象年齢は15歳以上で、15歳未満の服用はできません。

 

命の母A(第2類医薬品)

小林製薬が製造・販売する命の母Aは、3大婦人用漢方薬と言われる「加味逍遙散(かみしょうようさん)」、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」に使用される生薬にプラスして、ダイオウやニンジンなど合わせて13種類の和漢生薬と、各種ビタミンが配合されています。

 

生薬のバランスが良いので、「配合成分が自身の体質に合うかどうか」を気にせず服用することができます。

 

商品には4包装あり、それぞれ希望小売価格が設定されていますが、インターネット通販やドラッグストア等では独自の価格で販売しています。

 

  • 1週間分(84錠入):700円(希望小売価格)
  • 3週間分(252錠入):1,800円
  • 5週間分(420錠入):2,600円
  • 10週間分(840錠入):4,700円

 

用法・用量は1回量4錠を1日3回毎食後に、水かお湯で服用します。15歳以上が服用の対象で、15歳未満は服用できません。

 

ジツボンS(第3類医薬品)

江戸時代から婦人薬として名高い実母散を、飲みやすく携帯にも便利な錠剤にした医薬品です。喜谷実母散で知られる株式会社キタニが製造・販売しています。トウキやケイヒなど11種類の和漢生薬が配合され、更年期障害や血の道症、冷えやそれに伴う頭痛や腰痛などの諸症状に効果があります。

 

10日分と30日分の2包装があり、主だった通販やドラッグストアなどで購入できます。販売価格は店舗により異なります。

 

  • 10日分(120錠入):2,000円(希望小売価格)
  • 30日分(360錠入):4,800円

 

服用対象年齢は15歳以上で、15歳未満の服用はできません。1日3回、1回量4錠を食前か食間に水などで服用します。

 

ルビーナめぐり(第2類医薬品)

タケダの漢方薬ルビーナめぐりは、婦人科疾病3大処方のひとつである「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」に体を温める作用があるニンジンを加えた、「当帰芍薬散加人参(とうきしゃくやくさんかにんじん)」にもとづいた製品です。

 

血と水のめぐりを良くし、弱った胃腸の働きを活発にすることで身体を温め、月経異常や足腰の冷え症、更年期障害などの不調を改善します。体力虚弱のため胃腸が弱く、冷え症や貧血があり疲れやすい人に適した漢方処方です。

 

包装には60錠入りと120錠入りの2種類があり、インターネット通販やドラッグストアなどで販売しています。店舗により販売価格は異なります。

 

  • 60錠入:1,300円(希望小売価格)
  • 120錠入:2,300円

 

用法・用量は15歳以上が3錠、7歳~14歳が2錠を1回量とし、1日3回、食前か食間に水などでかまずに服用します。7歳未満は服用できません。

 

ツムラの女性薬ラムールQ(第2類医薬品)

ツムラの創業から100年以上に渡って販売されている婦人薬「中将湯」の処方に、鎮痛作用があるエンゴサクや鎮静作用があるカノコソウ、センナエキスや各種ビタミンなどが配合された錠剤です。更年期障害や血の道症、月経異常、冷え症などに伴う諸症状の改善に効果があります。

 

20日分と35日分の2包装が販売されており、ドラッグストアやインターネット通販で買う事ができます。販売価格は店舗ごとに異なります。

 

  • 20日分(80錠入):1,700円(希望小売価格)
  • 35日分(140錠入):2,500円

 

対象年齢は15歳以上、1回量の2錠を1日2回、空腹時または就寝時に水かお湯で服用します。15歳未満は服用できません。

 

ここに挙げた医薬品は処方こそ違うものの、どれも女性が毎日を快適に過ごせるように考えて作られています。自身の症状や体質に合ったものを選ぶのが一番ですが、ロスミンローヤルならば、シミや小ジワも一緒にケアする事ができおすすめです。

 

 

女性保健薬は、東洋医学にもとづいて作られています。症状一つひとつではなく、身体全体の流れを整える事でトラブルを改善できるのが良いですね。生薬の力が詰まった女性保健薬を上手に利用して、こころも身体も健康な毎日を過ごしましょう。

 

※商品の価格表示は税抜きで、金額やサービス内容はすべて執筆時のものです。

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